資料説明

本電子資料は、所謂「アニマルセラピー」と呼ばれる、医療・福祉・教育などの施設に動物を導入する動物介在介入（Animal Assisted Intervention, AAI)における、受け入れ側の施設の評価のあり方や、評価時におさえておくべきポイントなどを整理した、受け入れ施設の評価に関する指針です。

動物介在介入においては、より質の高く、すべての者にとって安全な活動を実現するために、活動の様々な要素を事前に評価することが求められます。参加する動物の適性や動物を連れて施設訪問するハンドラーの評価が必要であることは、関係者の常識となりつつありますが、動物介在介入が展開される活動現場、すなわち活動を受け入れる医療・福祉・教育などの施設も事前に評価すべきであることをご存じですか。施設が果たして物理的に動物を導入することができる設備を備えているか、施設の職員などが動物の導入を歓迎しているのか、訪問要請を受けた際、実際に動物を連れて訪問する前に、施設のハードウェア・ソフトウェア共に動物を受け入れる体制が整っているのか、事前に検討する必要があるのです。その検討作業のことを施設評価（サイト・アセスメント, site assessment）と言います。

本電子資料では、このサイト・アセスメントの基本的なポイントを整理し、受け入れ施設を評価する際にどのような点に気を配れば良いのか基本的な情報をお届けいたします。

動物介在介入の取り組みを展開させている団体はもちろん、動物の訪問活動を導入してみたいという医療・福祉・教育施設の関係者にも手に取っていただきたい電子資料です。

■サンプル

• 販売年月：　2024年4月


• 総ページ数：　17　ページ


• 資料種類：　テクニカル・レポート